8月にDB募集要項/5月14日までアドバイザー受付/徳島県石井町斎場 | 建設通信新聞Digital

5月4日 土曜日

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8月にDB募集要項/5月14日までアドバイザー受付/徳島県石井町斎場

 徳島県石井町は、計画中の斎場整備を「DB(設計・建設)+O(維持管理・運営)」方式で進める。PFIの導入は見送る。8月に募集要項などを公表し、12月に優先交渉権者を特定する。同町は22日「石井町・神山町・板野町広域斎場整備事業者選定アドバイザリー業務」の一般競争入札を公告した。参加申請書は5月14日まで持参か郵送で受け付ける。窓口は総務課。同月21日に入札し、即時開札する。
 参加資格は、町の競争入札参加資格者名簿に登録し、火葬場整備のアドバイザリー業務またはPFI導入可能性調査の実績があること。
 概要は、民間事業者のDB選定に向けた発注者支援。上限価格の想定や募集要項案、要求水準書案、事業者選定基準案の作成などを委託する。個別対話の支援も含む。予定価格は1760万円(税別)。履行期間は2025年3月31日まで。
 町外の火葬場を利用している3町が協同して、新たな広域施設を整備する。モデルプランでは、RC造3階建て延べ3212㎡を想定する。駐車場は80台を備える。建設候補地は石井町高原字平島622-1ほかの敷地約1万1400㎡。施設整備費は27億8515万円を見込む。PFI等導入可能性調査業務は地域経済研究所が担当した。