5月23日まで参加表明書/新南陽市民病院基本計画/周南市 | 建設通信新聞Digital

5月20日 月曜日

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5月23日まで参加表明書/新南陽市民病院基本計画/周南市

 山口県周南市は、「市立新南陽市民病院増改築基本計画等策定業務」の公募型プロポーザルを公告した。参加表明書は23日まで、健康医療部病院管理課で受け付ける。参加資格を満たす応募者が5者未満の場合は全者、5者以上の場合は履行実績調書の業務実績を採点して4者を選定する。30日までに参加資格確認結果を通知し、6月4日から19日の期限で企画提案書の提出を求める。7月2日に予定しているプレゼンテーション・ヒアリングで受託候補者を特定し、5日に結果を通知する。
 参加資格は、市の入札等参加資格者名簿の「業務委託」に登録され、病床数100床以上の病院新築、増改築計画に関する基礎調査、基本構想策定または基本計画策定の履行実績など。提案上限額は1584万円(税込み)に設定している。
 業務内容は、基本構想策定・現状分析と課題整理、増改築の規模、機能の方針設定、関連会議などへの対応、基本計画策定・部門別計画策定、医療機器等整備計画策定、施設整備計画策定、概算事業費と収支計画の策定、増改築の係る関係諸法規の調査、整備方針の検討、関連会議などへの対応。履行期間は2025年3月31日まで。
 新南陽市民病院(同市宮の前2-3-15)は、周南西部地域の中核的病院として、地域の住民の健康と福祉の増進を図り、質の高い医療を安定的かつ効率的に提供してきた。一方で、施設の老朽化や狭あい化などにより、さまざまな課題が浮き彫りとなり、持続的な病院経営を見据えた病院機能の再構築に向け、抜本的な対応を迫られている。こうした背景から、今年3月に策定した「周南市立新南陽市民病院経営改革プラン」を踏まえ、増改築に必要な計画などをまとめる。