
西新宿五丁目南地区市街地再開発準備組合が、東京都新宿区に計画している再開発事業の概要が明らかになった。再開発施設の規模はRC造34階建て延べ約4万0600平方メートル。高さは約140メートルとなる。2026年度の都市計画決定を経て、27年度に本組合を設立し、28年度に権利変換計画の認可を得て、既存建物などの解体工事に着手する予定。29年度から建築工事に着手し、32年度の竣工・入居を目指す。事業協力者に住友不動産が参画している。
主要用途は住居、商業、駐車場。下層部に商業、駐車場。中高層部に住宅を配置する。計画地北側の2カ所に広場を整備し、平時は憩いの場として、災害時には避難など防災の場として地域の人々に活用される緑豊かなオープンスペースを創出する。
再開発の計画地は、JR新宿駅から北西約1・2キロ、都営大江戸線西新宿五丁目駅から北東に約300メートルに位置する十二社通りに面した約0・6ヘクタールの区域。用途地域は大半が第2種住居地域で、十二社通り沿いが商業地域となる。
同地区では、14年11月に地元有志によるまちづくり勉強会が発足した。15年5月に「まちづくり協議会」に移行し、16年3月に再開発準備組合を設立している。
まちづくりの取り組み方針として、新宿副都心に隣接する立地にふさわしい土地の高度利用や複合市街地の形成を図るとともに、周辺の超高層建築群と調和のとれたスカイラインを形成する。十二社通りに面した低層階には商業などの店舗を配し、ヒューマンスケールで連続するにぎわいを生みだす。さらに緑豊かで快適な広場や歩道状空地を整備し、居住環境の改善と地域の防災性向上につなげる。
同地区の隣接地では、西新宿五丁目中央南地区市街地再開発組合が、地下1階地上40階建て延べ5万3742平方メートルの再開発施設を24年11月に竣工させている。
