サンケイビル(東京都千代田区、飯島一暢社長)は、宮城県富谷市に建設する物流施設「(仮称)SANKEILOGI仙台泉」の開発に鉄建建設の設計施工で着工した。S造4階(倉庫床は3階分)建て延べ1万5185㎡規模のマルチテナント型物流倉庫を建設する。同社が東北地方に物流施設を整備するのは初めて。2025年10月の完成を目指している。
倉庫は床荷重が1㎡当たり1.5tで、天井高は5.5m(最上階は6.5m)、柱スパンは10m以上を確保する。荷物用エレベーターと垂直搬送機を各2基設置するほか、バースは16台分を設ける。事務所を2カ所設けることで、ニーズに合わせて分割使用にも対応する。
場所は桜木2-5-3の敷地8651㎡。東北自動車道泉ICから約1.6㎞に位置するなど、車でのアクセスに優れ、新興住宅地やバス停などにも近接する、従業員が確保しやすい立地となっている。