女優でガラスデザイナーの川上麻衣子さんによるガラスデザイン展が東京都千代田区の松屋銀座で開かれている。
　川上さんは、インテリアデザイナーの両親と幼少期を過ごしたスウェーデンで出会った吹きガラスに魅了されて創作活動を始めた。
　隔年開催で7回目となる今回の個展では、日本インテリアデザイナー協会（JID）元理事長の母・玲子さんのテキスタイルと、父・信二さんの木工というガラスと異素材の組み合わせに初めて挑戦した。「夢だった両親との個展が実現できた。一緒に製作に費やした時間はとても貴重だった」（川上さん）と語っている。色鮮やかな北欧の町並みに影響を受けた作品や、日本の和を表現した食器など約200点を展示している。会期は12日まで。

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