【現場の逸品】BIM-FMの同時使用も意識 BIMソフト『GLOOBE』最新版 | 建設通信新聞Digital

5月15日 水曜日

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【現場の逸品】BIM-FMの同時使用も意識 BIMソフト『GLOOBE』最新版

 福井コンピュータアーキテクトが、BIMソフト『GLOOBE』=写真=の最新版を20日からリリースする。建築生産のトータルマネジメント実現に向けた機能強化を施し、BIM-FM連携も意識する意欲作に仕上がっている。
 BIM-FM連携では、竣工後の利用を想定し、天井裏や壁内部の配管などを3次元モデル形状で表示するほか、BIMデータとしてのプロパティー情報も確認できるように工夫し、設備機器類の修繕交換時期などのチェックをしやすくした。
 新規オプションとして取り入れたビューア機能は誰もがGLOOBEの建物モデルを閲覧できるもので、既存のFMシステムとの同時使用を意識した。設計事務所や建設会社でBIMの普及が急速に進む中、最新GLOOBEを維持管理段階までつながるBIM-FMのプラットフォームとして位置付ける。
 年間使用価格(税別)は14万4000円。新規オプションのビューア機能使用は年間4万8000円。同社は28日に東京都千代田区のステーションコンファレンス東京で事例フォーラムを開く。

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