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6月25日 水曜日

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【ららテラス北綾瀬開業】売上120億円で来場者数350万人以上目指す/三井不動産

外観には地名にちなみ「綾織」模様を採用


 三井不動産は23日、東京都足立区の東京メトロ千代田線・北綾瀬駅と直結する「三井ショッピングパークららテラス北綾瀬」のプレス説明会を開いた。地名にちなみ、「綾織」模様の外観やデザインを施し、地域の人々に愛着を持ってもらうよう工夫している。24日に開業、年間売り上げ120億円、同来場者数350万人以上を目指す。

 説明会では同社の若林瑞穂常務執行役員商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部長が、「北綾瀬駅前のにぎわい創出を目指して開発を進めてきた。ペデストリアンデッキとの接続や駅前交通広場の併設で、施設のアクセス性が高く、便利で豊かな買い物体験を提供できる」とあいさつした。その後、肥田雅和執行役員商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部副部長兼リージョナル事業部長が施設概要を説明した。

 施設は、S造地下1階地上4階建て延べ3万1800㎡で、2023年6月に着工した。基本設計は石本建築事務所、実施設計は大本組、施工は大本組・三浦工務店JV、環境デザインは船場が担当した。北綾瀬駅北改札からペデストリアンデッキで施設に直接接続する。

 都内初や足立区初出店となる店舗を含む全51店舗が入るほか、綾瀬エリア初の大型フードコートも設ける。

 ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)OrientedやDBJ(日本政策投資銀行)Green Building認証といった環境認証も取得。太陽光パネルの設置や屋上・歩道の緑化にも取り組んでいる。

 所在地は、谷中4-8-1の敷地約8700㎡。北綾瀬エリアでは、世帯数が増加傾向にあり、同社調べによると、22年以降に同施設1㎞圏内で599戸増加したという。


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