【港区の土地所有権取得】永谷園ビル敷地1千㎡超/フジタ、大和ハウス | 建設通信新聞Digital

12月17日 水曜日

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【港区の土地所有権取得】永谷園ビル敷地1千㎡超/フジタ、大和ハウス

永谷園ビル


 フジタと大和ハウス工業が、東京都港区にある永谷園ビルの敷地1014㎡を取得していたことが分かった。同ビルに本社機能を置いていた永谷園は11月から本社を移転しており、敷地やビルの活用方法が注目される。

 両社が取得したのは、西新橋2-220にあるビルの敷地。地下鉄虎ノ門駅から南東へ約550mの距離にあり、北東側には都道405号が通る。用途は商業地域で、建ぺい率80%、容積率600%。登記情報によると、5月27日にフジタが土地を取得し、8月25日に持分50%を大和ハウス工業が取得している。

 敷地は、「環状第二号線新橋・虎ノ門地区地区計画」の「VIII街区」に該当している。土地利用に関する基本方針では、居住、業務、商業、文化・交流といった多様な機能を配置するとしている。

 1972年ごろに建築された同ビルの規模は、地下1階地上8階建て延べ約6500㎡。永谷園ホールディングスは10月に、関連会社を含む近隣拠点を新たな場所に移転集約すると発表していた。現在の本社所在地は西新橋2-38-5。
 

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