【東芝エレベータ】目指せ昇降機の匠! 「魅せる技術と見せる安全」テーマに8部門で競技大会 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【東芝エレベータ】目指せ昇降機の匠! 「魅せる技術と見せる安全」テーマに8部門で競技大会

実機を使いエスカレーターをチェック

 東芝エレベータは19、20の両日、東京都府中市の東芝府中事業所内にあるフィールド研修センターで、昇降機に関する技術力などを競技大会形式で発表する「第15回TELCテクニカルマスターズ」を開いた。ことしは開発設計、製造、営業、営業技術、建設、品質、保守、整備の8部門で計18競技を実施。国内外の関係会社や協力会社から総勢162人が参加し、各種目の頂点を目指して技術力を競い合った。
 初日の開会式で松原和則社長は「優秀な技術・技能の実践と継承は、当社の最大の武器であり、会社を永続的に発展させていくために不可欠な条件でもある。実戦で養われた卓越した技術力を存分に発揮するとともに、国内・海外を問わず、自分より優れた技術・技能をどん欲に吸収し、さらにブラッシュアップすることで、匠の道を極めてもらいたい」とあいさつした。
 今回の大会テーマは「魅せる技術と見せる安全、匠の思いでつなげる信頼」。応援や見学を含め、2日間で延べ1000人以上が詰めかけた。

エレベーターのチェック

 競技大会には、同社とグループ会社から88人、国内ビジネスパートナー企業から41人、中国、香港、シンガポール、インドなどの海外現地法人から33人が出場。実機を使った昇降機の点検・調整や3次元設計などの課題に挑んだ。

 各種目の優勝者は次のとおり(敬称略)。
 =開発設計=

 ▽機械設計製図(3D-CAD)=チェン・チャン▽電気設計(ハード)=有澤健太。
 =製造=
 ▽CO2溶接=森綾佑▽機械検査=大塚龍司▽制御装置組立=クオペイ。
 =営業=
 ▽ソリューション営業(新設)=久間里紗子▽同(更新)=花井章悟。
 =営業技術=
 ▽計画設計(3D-CAD)=会田拓崇。
 =建設=
 ▽確認検査準備作業=清水翔太、吉野伸昭▽ホールドア取付作業=長田勲男、山田寛史▽リニューアル新JEモーター交換作業=清水翔太、吉野伸昭。
 =品質=
 ▽エレベーター法定検査作業=梅村健二、角森利雄▽ドラムブレーキ品質確認作業=梅村健二、角森利雄。
 =保守=
 ▽エレベーターホールドア点検(7BM)作業=村尾浩次、石田恭一▽エスカレーター点検(7BM)作業=池田諭史、渡瀬春太▽ブレーキ分解清掃作業=柴田翔平、森野原光輝。
 =整備=
 ▽メインロープソケッティング作業=佐藤郁実、能登拓磨▽エスカレーター減速機(秦川製)交換作業=木村隆朗、唐井貴正。

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