岡山県は、「岡山桃太郎空港機能強化基本計画」をまとめた。将来のインバウンド(訪日外国人客)需要を見据えた国際線同時2便対応や施設などの老朽化対策、利用者の利便性・快適性向上などに取り組み、旅客ターミナルビル改修などに要する総事業費は280億-320億円を見込む。今年度から基本設計に着手する。
旅客ターミナルの整備方針は、▽国際線施設の強化(同時2便対応)▽長寿命化による施設の強化▽利便性の向上▽快適性の向上–の四つを実現するため、コンコース(旅客搭乗橋への通路)増設、保安検査場と出入国審査場・検査場などの拡張、エスカレーター・エレベーター新設、老朽化対策・耐震性向上、チェックイン・出発・到着ロビー拡張、搭乗待合室の拡張、ユニバーサルデザイン化などを行う。
旅客ターミナルの規模は、RC一部S造3階建て延べ1万5935㎡(建築面積7998㎡)。整備する規模は増築面積約7000㎡、既設改修面積約1万6000㎡、旧貨物ターミナル撤去、駐車場・構内道路など改修。ターミナルビルの外観・内観意匠は、同空港の将来像である「地域を支え、国内そして世界とつながる私たちの国際空港」にふさわしい、新旧施設を一体化したデザインとする。概算事業費の内訳は、ターミナルビル改修が約247億-280億円、駐車場・構内道路など改修が約15億-18億円、設計・施工監理などが約18億-22億円。
スケジュールは、今年度からターミナルビルの基本設計、駐車場・構内道路などの仮設設計、地質調査を進め、27年度にそれぞれ実施設計、詳細設計に入る。29年度の工事着手を目指す。
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