
大阪市は、「咲洲東地区埋立事業」に着手する。岸壁・貨物取り扱い用地と大型物流施設が立地できる用地を確保する。2028年度から護岸などの工事を始め、44年度の供用開始を目指す。
事業は、陸上製材用地と船舶の大型化に伴う水深13m級の岸壁と貨物用地の不足、大型物流施設用地需要の増加などを受け、大型物流施設が立地できる用地を確保するもの。埋め立て面積は35ha。このうち、5.6haをふ頭用地、26.5haを港湾関連用地として利用する。工事場所は住之江区南港東4。
工事は岸壁・護岸工事、埋め立て工事、上下水道や道路などの基盤整備を行う。護岸基礎の床掘り後、地盤改良により基礎を構築し、護岸本体を据え付ける。裏込め工と上部工の後、埋め立てる。28年度から32年度に護岸工事、32年度から42年度に埋め立て工事、42、43年度に基盤整備を実施する。
基本設計は25年度に終えており、中央技術コンサルタントが担当した。現在は公有水面埋立免許の取得業務を進めており、日本工営が業務を受託している。実施設計は26年度内に発注する。
北側の岸壁は、国土交通省が「南港東外貿ふ頭整備事業」の一環として整備する。4月24日に「大阪市環境影響評価専門委員会」を開き、環境影響評価準備書について審議した。今後は7月に答申をまとめ、環境影響評価書を取りまとめる。
