茨城県潮来市は、東関東自動車道潮来IC北側で検討している地域連携拠点整備のうち、都市公園ゾーンに位置付ける総合運動公園のあり方検討業務報告書を公表した。市民利用を中心としたアリーナや屋外広場、地域振興施設などを整備する。2027年度に基本計画を策定、28年度に民活調査を実施し、30年度に事業者を公募する。31年度から設計・工事を進め、34年度の供用開始を目指す。
地域連携拠点整備の対象地は東関東自動車道潮来IC北側に位置する約60ha。都市公園ゾーンは敷地北西側に計画している。ゾーン内には▽スポーツ施設エリア▽親水エリ▽地域振興エリア▽こども広場エリア▽多目的広場エリア▽駐車場–の六つのエリアを設定した。
ゾーニングではA-C案の三つを比較検討する。A案では地域振興エリアを県道沿いに広く配置する。B案は地域振興エリアを親水エリアに広く接するように配置する。C案は地域振興エリアとアリーナを公園の中央に配置する。
今後は導入機能の具体化やゾーニング案の絞り込み、事業手法の検討を進める。
地域連携拠点整備では、サッカーJリーグの鹿島アントラーズが整備予定の新スタジアムと連動し、スポーツや観光活動を核とした交流拠点の形成を目指す。都市公園ゾーンのほか、約14haのスポーツ・賑わいゾーン、観光・交流施設ゾーンを設ける。
県道101号を挟んだ敷地東側は観光・交流施設ゾーンと位置付けた。地域経済活性化に向けた商業・集客施設のほか、観光客の受け皿となる宿泊施設、多世代交流施設、アントラーズの持つスポーツ医学の知見を生かした医療施設の整備を検討する。
南西側のスポーツ・賑わいゾーンは、アントラーズのクラブハウスの移転先として検討が進んでいる。管理棟やサッカーコート(天然芝・人工芝)、フットサルコートなどの整備を想定する。
「(仮称)潮来市総合運動公園あり方検討業務委託」と「潮来市地域連携拠点整備における民間活力導入可能性調査業務委託」は、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーが担当した。

