【富士山世界遺産センター】ついに開館! 季節や時間帯で表情を変える富士山を表現 | 建設通信新聞Digital

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【富士山世界遺産センター】ついに開館! 季節や時間帯で表情を変える富士山を表現

 静岡県は22日、富士宮市に整備を進めてきた「静岡県富士山世界遺産センター」の開館を祝う記念式典を開いた。関係者など約260人が出席する中、川勝平太知事をはじめ須藤秀忠市長、宮田亮平文化庁長官、遠山敦子館長、建築家の坂茂氏らがテープカットを行った=写真。23日に一般公開した。
 主催者のあいさつで川勝知事は「富士山の価値を長く守るため、このセンターを建設した」と述べた。また、坂氏は「季節や時間帯で表情を変える富士山を建築で表現した」と施設を紹介。「仮囲いを外した時に喜んでくれた住民の皆さんの笑顔がいまも忘れられない」と振り返った。このほか、遠山館長が工事関係者に謝意を表した。
 施設の規模はS造5階一部2階建て延べ3410㎡。設計・監理は坂茂建築設計、建築は佐藤工業・若杉組JV、展示は丹青社が担当した。建設地は同市宮町の敷地約6000㎡。

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