【高校生の建築甲子園】富山工高が連覇! 「空き家」の活用や再生がテーマ | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【高校生の建築甲子園】富山工高が連覇! 「空き家」の活用や再生がテーマ

 日本建築士会連合会と都道府県建築士会は、2017年(第8回)「高校生の建築甲子園」の審査結果を発表した。優勝は富山県立富山工業高校の「夢を描きながら住まうこと~地域を創るわかもん団地~」で昨年に続く連覇となった。準優勝は国立舞鶴工業高等専門学校の「空き家の価値よ、永遠に~時代に寄り添う空き家のカタチ~」だった。
 今回も「地域の暮らし-空き家を生かす」をテーマに、社会的な問題となっている「空き家」の活用や再生の提案を求めた。対象は、建築教育課程のある工高、高校、高専(3年生まで)で、教員が監督、在学生を選手としたチーム。県大会予選として都道府県建築士会単位で1次審査を行い、選抜作品を全国大会として、建築家の片山和俊東京芸大名誉教授を委員長とする審査委員会で審査した。
 優勝校には15日に片山審査委員長が訪れ、表彰する予定だ。

 優勝、準優勝以外のベスト8と特別賞の入賞高校と作品名は次のとおり。
 ▽ベスト8・審査委員長特別賞=静岡県立天竜高校「『月』を継承『月』の文化ふたたび」▽同・まちづくり委員長特別賞=和歌山県立和歌山工業高校「温故知新なまち創り~明鏡止水な屋敷~」▽同・女性委員長特別賞=埼玉県立春日部工業高校「笑展街~子育て城下町~」
 ▽ベスト8=山形県立山形工業高校「~世代をつなぐ、地域をつなぐ~」▽同=岡山県立岡山工業高校「奉還町マルシェ」▽同=徳島県立徳島科学技術高校「東新町でokemon GO」▽青年委員長特別賞=国立岐阜工業高等専門学校「本家」

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