建設コンサルタンツ協会（村田和夫会長）は、第9回「建コンフォト大賞」の最優秀賞として、雄大な大山を背景に、周辺の景観に溶け込む三の沢砂防堰堤を写し取った竹端正伸氏の「大自然とともに」（撮影地・鳥取県大山町）を選定した。審査委員長の宇於崎勝也日大教授は「非常に安定感のある作品。土木構造物が自然の魅力をさらに高める役割を果たしている」と講評している。
　全国の幅広い年齢層から390点の応募があった。優秀賞は藤本麻未氏の「草の集合住宅」（撮影地・岡山市）、浦崎正江氏の「放水」（同・熊本県山都町）の2作品。特別賞には10作品を選んだ。

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