【建コンフォト】大賞に「阿波しらさぎ大橋」/大賞Jr.は「夜明」 | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【建コンフォト】大賞に「阿波しらさぎ大橋」/大賞Jr.は「夜明」

 建設コンサルタンツ協会(中村哲己会長)は、第14回「建コンフォト大賞」の入賞作品を決めた。最優秀賞には、徳島市の吉野川河口で撮影した笠井忠氏の『集魚灯に照らされる阿波しらさぎ大橋』が選ばれた。審査委員長の宇於崎勝也日大教授は「シラスウナギの集魚灯が橋脚を照らし、通常のライトアップとは異なる明暗のコントラストが魅力的。また水面の光に魅せられる」と講評している。

「集魚灯に照らされる阿波しらさぎ大橋」


 今回は、「あなたのお気に入りの“土木施設”」をテーマに、全国41都道府県から320点の応募があった。優秀賞は荒岡柊二郎氏の『目覚め』(撮影地・札幌市)と門林泰志郎氏の『津波防潮堤2023/1/1希望の朝日』(同福島県浪江町)の2点。特別賞10点、グリーンインフラ特別賞2点も選定した。

「夜明」


 また第10回「建コンフォト大賞Jr.」のジュニア最優秀賞に松高秀哉さん(神奈川県・昭和鉄道高校)の『夜明』(撮影地・川崎市)を選んだ。ジュニア優秀賞は、中村光希さん(愛知県・名古屋中学校)の『Ginza scramble crossing』(撮影地・東京都中央区)と、齋藤彩人さん(群馬県・県立勢多農林高校)の『春色』(撮影地・群馬県伊勢崎市)だった。ほかにジュニア特別賞10点も決めた。今回も「“土木施設”を探せ」をテーマに募集し、全国の小・中学生、高校生209人から応募があった。

 2023年度懸賞論文(学生論文)は、大学院、大学合わせて13編の応募があり、齋藤岳さん(長岡技術科学大学大学院)の『観光コンテンツと地域住民を繋ぐグリーンスローモビリティ』を特別賞に決定した。
 

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