【サテライトオフィス】東京メトロの駅に1人用オフィス! 6月から2駅で実証実験開始 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【サテライトオフィス】東京メトロの駅に1人用オフィス! 6月から2駅で実証実験開始

 東京メトロの駅構内に個人オフィス--。東京地下鉄は、富士ゼロックスと共同で、個人専用のオフィス空間を配置する「サテライトオフィスサービス」の実証実験を、6月1日から駅構内で始める。
 オフィス以外で仕事をするモバイルワーク需要に応じて、東京メトロの駅構内に電源や無料Wi-Fiなどを備えた個人専用のオフィス空間「ワークブース」を試験的に配置する。両社で共同開発したワークブースは、専用空間で周りを気にせず電話や資料作成などができる。短時間の利用が可能で、移動中のスキマ時間を有効活用できる。

ワークブース設置イメージ。 6月から実証実験を開始する

 今回は、南北線・溜池山王駅(千代田区)の5番出入口付近広場、千代田線・北千住駅(足立区)の改札付近に設置。利用時間は午前7時から午後10時まで。9月30日までサービスを実施し、利用者ニーズやワークブース設備や予約システムの使いやすさを検証する。将来的には、駅構内のほか沿線地域への設置拡大についても検討する。
 東京メトロは、駅を生活空間の一部として、より便利に快適に利用できるよう、今後もさまざまな取り組みを検討していく。

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