日本建築仕上学会の女性ネットワークの会が設立から5周年の節目を迎えた。5年間の活動をまとめた電子図書『今、建築仕上女子がアツい』を月内に出版するとともに、29日の東京会場を皮切りに全国4会場で、発足5周年を記念した講演会を開く。
　一連の記念イベントに先駆け、8日に大阪市内で開かれた建築材料・住宅設備総合展「KENTEN」に出展した女性ネットワークの会は特設セミナー会場で活動を紹介。司会を務めた主査の熊野康子さん（フジタ）は「職場で女性が輝くためには女性が自然体で働ける環境づくりが大切」と訴えた＝写真。
　セミナーでは森嶋順子さん（トーヨー科建）、浅見樹里さん（エーアンドエーマテリアル）、児山奈央美さん（菊水化学工業）が働き方のポイントなどを解説。各地で開かれる記念講演もこれまでの活動を振り返りながら、女性の働き方について紹介する予定だ。
　講演会の申し込みは学会ホームページから。開催日時、定員は次のとおり。
　▽東京会場（東京都美術館）＝29日、200人▽大阪会場（クレオ大阪）＝7月25日、150人▽名古屋会場（ウィルあいち）＝同27日、100人▽札幌会場（札幌市男女共同参画センター）＝8月24日、90人。

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