【東北初】セブンイレブンの保育園が仙台に完成 杜の都イメージしたデザイン | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【東北初】セブンイレブンの保育園が仙台に完成 杜の都イメージしたデザイン

 セブン-イレブン・ジャパンは6月29日、仙台市内で東北エリア初となる企業主導型保育園「セブンなないろ保育園~仙台柳町通」の完成を記念したセレモニーを開いた。運営はアイグランが担い、2日から開園する。建物のオーナーは仙都会館、設計はJes設計、施工は阿部和工務店がそれぞれ担当した。同社の企業主導型保育園の設置は全国で3例目となる。
 建物の規模はS造3階建て延べ642㎡。1階にコンビニエンスストアを設置し、2階に保育所を備える。外観は“杜の都・仙台”をイメージして、建物正面にあるらせん状の避難階段に緑化対策を行ったほか、内部は木質化することでやわらかな空間を創出している。
 セレモニーには、セブン-イレブン・ジャパンの大村利彦取締役常務執行役員オペレーション本部長や舩山克也阿部和工務店社長、来賓の郡和子仙台市長らが出席し、代表者によるテープカットが行われ、開園を祝った。
 舩山社長は「待機児童の解消に貢献するため、鉄骨などの資材や職人が不足する中、確保に尽力した。東北で前例のないプロジェクトに携われたことはとても名誉なことだ」と話していた。