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【女性活躍モデル工事】東京都公文書館改築工事が都有施設初のZEB化実証建築に

最終更新 | 2018/11/06 16:10

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 建設現場に多くの人材を受け入れ、技術者を育成するため、東京都財務局が2016年度から試行している取り組みの1つが「女性活躍モデル工事」だ。今回は試行対象案件として、東京都国分寺市で進められている「東京都公文書館(29)改築工事」と、設備工事では初のモデル工事となる「同改築空調その他設備工事」を紹介する。

19年2月の上棟、12月の完成に向け工事が進む。左は都立多摩図書館

 東京都公文書館は1968年10月に港区海岸で開設したが、竹芝地区都有地活用事業に伴い、12年度から旧都立玉川高校(世田谷区)へ仮移転している。現在は、国分寺市泉町2-102-13の都有地約6000㎡で、SRC一部S造3階建て塔屋1層延べ1万2059㎡を建設中だ。設計は佐藤総合計画。14年度時点の蔵書数は、府市公文書約3万4500冊、都公文書約89万8800件、江戸・明治期史料約8000冊、地図類約1500冊。公文書引き継ぎは年間約1万1000件で、開設後30年先を見据えた収集・引継ぎ資料に見合う収納能力を確保する。
 改築工事、空調その他設備工事、電気設備工事、昇降機設備工事の4件のうち、五洋建設が担当する改築工事と、日立プラントサービスによる空調その他の2件が、女性活躍モデル工事の試行対象案件となる。
 同モデル工事は、監理技術者、現場代理人、担当技術者のいずれかに女性技術者を配置し、女性専用の更衣室や水洗トイレ、洗面台、鏡などパウダールーム設置や広報活動を求めている。
 都財務局の小野幹雄建築保全部長は「建築工事に比べ設備業種の女性技術者は少ないものの、空調では事例もある。条件が整えば、電気、給排水でも試行したい」と話す。都有施設初のZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化実証建築でもあり、「やりがいもある現場」と期待する。

都有施設初のZEB化実証建築として、屋根の二重スラブ化・断熱強化、外壁二重化・断熱 強化、空調の最適制御、高効率空調機、太陽光発電パネルの設置などに取り組む

 建築工事は10月下旬から躯体工事に入り、19年2月の上棟、12月の完成、20年1月の竣工に向けて進めている。10月末の進捗率は23.8%。空調工事は、10月下旬から建築躯体工事に合わせ、スリーブ工事を進めている。19年2月からは、上棟に合わせて順次設備工事を始める。10月末の進捗率は4.5%。

外観完成予想

 五洋建設の吉塚正広工事所長は「重大災害を起こさず、協力業者と施工計画などを確認しながら、手戻り・手待ちのない工程管理を心がける」、日立プラントサービスの渡邉駿介工事長は「安全を第一に、エンドユーザーが気持ちよく使えるように、品質、工程などに留意しながら施設をつくる」と意気込みを語る。
 両工事のそれぞれの事務所に女性用の更衣室、洗面台付きのトイレを整備したほか、別途、作業員向けの洗面台付き女子トイレ、女性用の休憩室も設置している。日本建設業連合会「けんせつ小町工事チーム」にも登録済みだ。

事務所の女性用トイレ

作業員向けの女性用休憩室

 吉塚所長は「建設業は更地から1つの建物を建てるのが魅力。女性技術者は最終的には、現場代理人になる意欲を持ってやってほしい」と呼び掛ける。女性技術者が現場で働くのは同社では初という渡邉工事長は「女性に限らず、多様な人材が働くために、何が必要なのかを考える良い機会。次世代の人材の育成につなげたい」と見据える。
 また日立プラントサービスは、会社のバックアップとして、ITを活用した自動墨出しロボットやiPadによる現場管理ツールを導入している。自動墨出しロボットは、非熟練作業者1人でも、迅速で高精度な設備機器据付工事の墨出し作業ができる。社内から操作を含め技術支援を得られるよう体制を整えている。
 五洋建設の監理技術者・黒木由佳さんは「建物が完成するまでのいろいろな出来事、それぞれに思い入れがある。完成した時の達成感や、建物が形として残るところに魅力を感じる」と話し、建設業界を志す女性には「1、2年目で仕事の大変さを実感すると思うが、それ以上のやりがいは、続けることで増える」とアドバイスする。
 日立プラントサービスの監理技術者・江藤貴子さんは「在館者や公文書保管のための温湿度環境を構築するため、打ち合わせをして、物事を一つずつ進めていく過程が勉強になり、やりがいでもある」と感想を述べ、「建物ができあがる過程を知ると、興味がわく点が増えると思うので、続けることで仕事もおもしろく感じる」とエールを送る。

右から吉塚所長、黒木さん、江藤さん、渡邉工場長

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