【戸田&西松建設】入院中の子どもに贈る! 1針1針、心を込めて「キワニスドール」製作 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【戸田&西松建設】入院中の子どもに贈る! 1針1針、心を込めて「キワニスドール」製作

戸田建設と西松建設が協働による社会貢献でキワニスドール製作

 戸田建設と西松建設は、協働による社会貢献活動を始めた。その初弾として10日に両社から約30人が参加し、入院中の子どもたちに贈るキワニスドール製作に取り組んだ=写真。ドールは奉仕団体を通じて都内の病院に寄贈される。技術提携の連携テーマを協議する中で、社会貢献への対応についても検討を進め、今回初めて実現した。
 この活動に参加した西松建設の渋井修執行役員社長室長は代表して冒頭にあいさつし、「技術的な提携実績は数多くあるが、今回初めてCSR(企業の社会的責任)の観点からも連携できたことは意義深い。私自身も心を込めて1針1針縫いたい」と参加者に呼び掛けた。
 1999年に技術提携を結んだ両社は3年ごとに提携内容を決めており、技術開発や事業連携、さらには大規模災害時の相互応援などでも協力体制を構築している。両社とも社会貢献活動には力を注いでおり、今回を機に協働の活動を継続して進める方針だ。
 キワニスドールは入院中の子どもたちが絵を描けるように身長40cmの綿を詰めた白無地の人形で、治療の説明などに医師や看護士が用いることで子どもたちの不安を取り除くツールとして使われている。参加者は2時間ほどかけて人形を製作した。

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