【建設業界・女性雇用創出へ】土佐工業『けんせつ姫』第2号を発行 未来のけんせつ姫も登場 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【建設業界・女性雇用創出へ】土佐工業『けんせつ姫』第2号を発行 未来のけんせつ姫も登場

 千葉県船橋市の建設企業、土佐工業(柴田久恵代表取締役)は1日、建設現場で輝く女性たちを取り上げるフリーペーパー『けんせつ姫』の第2号を発行した。2018年2月発行の創刊号では現場の女性技術者・技能者のみだったが、今号は高校や大学に通う学生なども登場している。千葉とその近隣県内だった指定学科のある学校への配布エリアは関東1都6県に拡大するなど、建設業界における女性雇用創出につなげたい考えだ。

けんせつ姫第2号の表紙

 第2号は、2校と9社から計20人のモデルが登場。東京都立蔵前工業高校(台東区)の建築系学科や千葉工業大学(習志野市)の建築都市環境学科に通う女子学生らのインタビューを紹介。前職は現場監督だった同高校の女性教諭にも取材している。さらに、女性技術者・技能者だけでなく女性建築士も登場し、モデルの年齢も幅を持たせた。
 第2号からは協賛を付け、女性雇用に積極的な千葉県内の企業・団体19者が参加。県内に限り普通高校にも配布する。けんせつ姫は柴田代表取締役が編集長となり、社員や有志らで制作。18年12月に日本タウン誌・フリーペーパー大賞2018で企業誌部門の最優秀賞に選ばれた。

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