【土佐工業・座談会】建設業界で働く女性の現状について けんせつ姫・国交省幹部らが意見交換 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

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【土佐工業・座談会】建設業界で働く女性の現状について けんせつ姫・国交省幹部らが意見交換

 土佐工業(千葉県船橋市、柴田久恵代表取締役)は、建設現場で輝く女性技術者・技能者などを取り上げるフリーペーパー『けんせつ姫』に登場した女性技術者・技能者や、国土交通省の幹部らを招いて座談会を開き、建設業界で働く女性の現状について意見を交換した。
 座談会では、『けんせつ姫』掲載後の周囲の反応、仕事を続けるに当たっての工夫、働き方改革に対する取り組みなどを、女性技術者・技能者の視点から話し合った。
 『けんせつ姫』の編集長も務める柴田代表取締役は「発行部数は1万部を超え、頒布エリアの1都6県以外からも問い合わせがくるようになったが、建設業界で働く女性は全国を見渡してもまだ少ない。男女お互いの長所を生かし、人手不足などの問題共有や課題解決に役立てば」と抱負を語った。
 渡邊広樹国交省土地・建設産業局建設市場整備課主査は「男女双方が活躍できる業界にすることが、建設業への入職者増加につながると思う。徐々に女性活躍の機運が盛り上がっているが、まだまだ促進していきたいので、意見を聞いて今後の施策に役立てたい」と述べた。

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