【大日本印刷・日建設計】照明の色・音が自由自在! 新登場「次世代ステルス空間」とは? | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【大日本印刷・日建設計】照明の色・音が自由自在! 新登場「次世代ステルス空間」とは?

 大日本印刷は、日建設計と共同開発した「フルカラーLED照明一体型壁装材」と、村田製作所のセンシングデータプラットフォーム「NAONA」を連動させた「次世代ステルス空間」を開発した。人の在室状況や会話など、センサーで収集した情報にあわせて、部屋の照明の色を変えたり、音を発したりする。今後、オフィスやホテル、住宅、店舗、教育施設、医療・介護施設などに提供する。将来的には、利用履歴を使ったコンサルティングといったデータビジネスの展開も目指す。
 フルカラーLED照明一体型壁装材は、照明機器の存在を室内の人に感じさせずにさまざまな色の光を発する。NAONAは、会議空間のコミュニケーション状況の可視化が可能。
 これを組み合わせることで、人が感じる光や音などを照明やスピーカーなどの機器からではなく、壁や天井などの部材から発しているように感じさせることができる。人の動きや声のトーン、温・湿度、CO2濃度など、刻々と変化する空間内の状況を各種センサーが感知し、場の状況にあわせて壁や天井の光の色や明るさを変えられる。

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