【日本の芸術文化を発信!】東京都現代美術館がリニューアルオープン まちに開かれた美術館を目指す | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【日本の芸術文化を発信!】東京都現代美術館がリニューアルオープン まちに開かれた美術館を目指す

 東京都現代美術館(江東区三好4-1-1)の改修工事が完了し、約3年の休館期間を経て3月29日にリニューアルオープンした。改修設計はジェイアール東日本建築設計事務所が担当。建築は大成建設・名工建設JV、空調は須賀工業・菱和設備・経塚工業JV、電気設備はユアテック・中央電設・東進電気・東京電気土木JVが施工した。
 1994年に完成した都現代美術館はSRC一部S造地下3階地上3階建て延べ3万3515㎡。経年に伴う空調などの設備機器や床・壁・天井の全面的な内装を更新したほか、天井の耐震化、照明のLED化を実施。美術図書室は多摩産材を使用した家具・器具などレイアウトを一新。「こどもとしょしつ」も新設した。サインと一体的にデザインした什器を設置し、まちに開かれた美術館を目指す。

内覧する小池知事(左)と岡館長

 27日に開いた記念式典では、小池百合子知事が「日本の芸術文化を発信する拠点がよみがえり、レガシーを創出する拠点として期待している」とあいさつ。岡素之館長は「安全で快適に利用できる美術館となり、開かれた美術館として、より一層親しまれるよう新たな活動を始めたい」と語った。

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