【安全にコスト削減】ミライト・テクノロジーズと南海ビルサービスが瓦点検にドローン活用 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【安全にコスト削減】ミライト・テクノロジーズと南海ビルサービスが瓦点検にドローン活用

 ミライト・テクノロジーズは、南海電気鉄道のグループ会社である南海ビルサービスと共同で、大阪府吹田市の市立武道館(洗心館)の屋根の点検業務にドローンを活用した。その結果、点検コストを従来の10分の1以下、期間を5分の1以下にし、安全に実施することが可能と確認した。両社は、効果の大きい大規模な建物の屋根や壁面点検を中心にドローンの活用を推進する予定だ。
 建物の壁面や屋上の点検業務は、高所作業となるためコストや安全面が課題となっていた。そこで、ドローンで建物を撮影し、その画像を用いて点検する方法を採用。2018年11月に、吹田市立武道館(洗心館、建築面積約3000㎡)の日本瓦約6万3800枚を対象に点検した。
 ミライト・テクノロジーズがドローンによる撮影を、南海ビルサービスが撮影画像からの解析・報告書作成を行った結果、事前調査1日、撮影2日、解析7日で点検が完了した。

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