【赤レンガ卒業設計展2019】エントリー総数311作品! 最優秀賞に輝いたのは? | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【赤レンガ卒業設計展2019】エントリー総数311作品! 最優秀賞に輝いたのは?

 関東の主要大学による合同卒業設計展「赤レンガ卒業設計展2019」(主催・赤レンガ卒業設計展実行委員会)が3月21-25日の5日間、横浜市の横浜赤レンガ倉庫で開かれた。ことしは311作品がエントリーし、うち選出された130作品を展示した。最終日となる25日に公開講評会を行った結果、安藤樹姫也さん(前橋工科大)の「神社の居方」が最優秀賞に輝いた。同展には総合資格学院が特別協賛した。

最優秀賞の「神社の居方」

 ことしのテーマは「within-dream within a dream」で、業界のトレンドとなっている中間領域、半外部空間の持つ「どちらでもある」という意味から入れ子構造を持たせたテーマを設定した。
 講評会では、事前審査で選ばれた10作品のプレゼンテーションが行われ、審査委員長の内藤廣(内藤廣建築設計事務所)、審査委員のアストリッド・クライン(クライン ダイサム アーキテクツ)、五十嵐淳(五十嵐淳建築設計事務所)、小堀哲夫(小堀哲夫建築設計事務所)、藤村龍至(RFA)の5氏で構成する審査委員会が審査した。

内藤審査委員長(右)と握手を交わす安藤さん

 最優秀賞のほか、優秀賞に工藤浩平さん(東京都市大)の「State of Village Report」、平林航一さん(早大)、伊藤滉彩さん(同)、砂川良太さん(同)の「海へのまなざしの修復」を選んだ。
 主催大学(実行委員会)は、宇都宮大、神奈川大、共立女子大、工学院大、首都大学東京、昭和女子大、東工大、東京電機大、東京都市大、東京理科大、日大、日本女子大、法大、前橋工科大、横浜国大の15大学。
 各審査員賞は次のとおり(敬称略)。
 ▽内藤廣賞=廣川大樹(工学院大)の「都市の仮面劇場」▽アストリッド・クライン賞=高橋遼太朗(日大)の「雫の紡ぎ手」▽五十嵐淳賞=佐々木萩乃(東京理科大)の「私の地層」▽小堀哲夫賞=河野茉莉子(早大)、伊藤日向子(同)、永島啓陽(同)の「109*2・0」▽藤村龍至賞=工藤浩平(東京都市大)の「State of Village Report」。

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