【日建連】けんせつ小町活躍推進表彰 産官の垣根を越えた横断的な活動で 最優秀賞に輝いたのは? | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【日建連】けんせつ小町活躍推進表彰 産官の垣根を越えた横断的な活動で 最優秀賞に輝いたのは?

 日本建設業連合会(山内隆司会長)は8日、東京都千代田区の経団連会館で第4回「けんせつ小町活躍推進表彰」の表彰式を開いた。新井英雄けんせつ小町委員長が最優秀賞1件、優秀賞3件、トップランナー賞1件、特別賞5件の計10件の受賞者に賞状を手渡した。
 冒頭、新井委員長は「受賞した活動が小町の活躍推進、働き方改革のモデルとなって業界に水平展開されることを願っている。小町の活躍は建設業界の働き方改革を実現する上で不可欠であり、充実した活動として盛り上げていきたい」とあいさつした。
 来賓の北村知久国土交通省建設流通政策審議官は、「業界を挙げて働き方改革に取り組んでいるが、皆さんの目線で改善していくことが業界全体の環境改善につながる」とし、業界の魅力向上に向けたさらなる取り組みの発信を呼び掛けた。
 日建連は建設業での女性活躍を顕彰し、小町が活躍しやすい職場環境の実現などにつなげるため表彰制度を創設し、16年から表彰を実施している。今回は30社・団体から91件の応募があった。
 最優秀賞の「けんせつ小町・チーム“愛”」(国土交通省中部地方整備局愛知国道事務所)は、建設、設計会社や国、地方自治体で働く女性技術者による産官の垣根を越えた横断的な活動が評価された。行政の受賞は初めて。
 選考委員長を務めた北井久美子けんせつ小町部会長は「会員で初めての応募が6社あったほか、会員外からの応募もあり、活動の裾野が広がっていることを実感できた。労務管理や働き方そのものの取り組み、会社を超えた横断的な取り組みが目立った。表彰が各現場、組織の自発的活動のきっかけにつながることを願っている」と講評した。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら