オリエンタルコンサルタンツホールディングス事業会社のエイテック(橘義規社長)は、会社と社員の協働による「働き方開拓」の一環として、チームワーク醸成のための「チームマネジメント研修」を5月31日に開いたほか、若手社員が主導してグループウェアを活用した「若手オンラインコミュニティ」運営も企画・実行した。
　チームマネジメント研修では全拠点の部長・リーダーが一堂に会し、プレイングマネジャーとしての「プレイ(業務の生産)」と「マネジメント(組織の管理)」の適正化について学んだ。事前に部下から評価してらったマネジメントの実態について内省した上で、組織の成功循環モデルなどの講義を受け、個でなくチームとして成果を上げるための行動目標、行動指針を設定。さらに問題解決アプローチの手法に基づき、現状の問題点・課題を洗い出し、今後の対策を検討した。こうした検討結果は自部署・チームにフィードバックし、メンバーと共有・実践していく。
　一方、若手オンラインコミュニティは、若手社員の発意で企画書作成から運営方法の決定までの全般を若手社員が主導して5月から実施している。若手社員の早期退職やメンタル不調者の顕在化などといった問題解決に向け、若手社員同士がオンライン上で日常的につながり、日ごろの悩み、技術的な相談、会社をより良くするためのアイデアなどを話題に気軽にコミュニケーションできるツールとしてグループウェアを導入。すでに若手目線での会社施策への提言や、オフラインイベントの企画などについて活発に議論している。

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