【斬新な提案×施工体験】深松組所有のマンションを東北工大生のアイデアでリノベ!  | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【斬新な提案×施工体験】深松組所有のマンションを東北工大生のアイデアでリノベ! 

 東北工業大学と深松組は、仙台市内で「学生の考える住まい方の提案~リノベーションプロジェクト」の一環として、リノベーションしたマンションの一室を公開した=写真。ダイニングにはホームパーティーが気軽に開けるようなアイランドキッチンを採用し、斜めに配置することで従来の壁に対する垂直な配置と異なった空間を創出するなど、斬新なアイデアが盛り込まれている。
 同プロジェクトでは、深松組が仙台市青葉区内の小田原と台原にそれぞれ所有する2カ所のマンションを対象に、実践的な教育の一環として、同大建築学科の学生にリノベーションの提案を求めた。
 公開された台原のマンションの一室は2DKの間取りで、リノベーションの提案は佐藤未和さんによる。玄関から部屋の奥に向かって広がっていくような廊下とダイニングの構造のほか、バスタブをなくしシャワーユニットのみにして他のスペースを確保した。佐藤さんはリノベーションについて「施工の段階に入ってみると、棚の材質や配管など、当初の想定通りにいかない面が出てくることを実感した。施工者との打ち合わせの機会など、貴重な経験をすることができた。将来の仕事に役立てたい」と語った。

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