日本道路建設業協会関西支部は19日、同支部初の試みとなる「若年職員研修会」を大阪建設会館(大阪市)で開いた。会員企業に務める35歳以下の若手社員らが、グループワークなどを通じリーダーシップのあり方などを学んだ。
約40人の参加者は集団の中での討論や話し合いを通して教育内容の理解向上を図るCCT(Concept Clarification Test)と呼ばれる方法を取り入れた体験型の講習に臨んだ。
講師は、企業や学校向けの研修事業などを手がけるラーニングバリューの川崎弘也氏らが務めた。川崎氏はリーダーシップの言葉の定義を「対人影響力」と説明。講習の中で自分の持ち味を理解し仕事に生かすことのできる「気づき」を得てほしいと話した。