【大阪電業協会】「電気工事士技能競技大会」出場高校生向けに実技指導 手順や心構えを伝授 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【大阪電業協会】「電気工事士技能競技大会」出場高校生向けに実技指導 手順や心構えを伝授

 大阪電業協会(前田幸一会長)は24、25の両日、「第47回電気工事士技能競技大会」の高校生の部への出場者を対象とする実技指導講習会を大阪市の市立生野工業高校で開いた。今回は10校から37人が参加し、同協会の指導員や各校教諭のアドバイスを受けながら、課題製作の手順や心構えを学んだ。
 24日の開会式では、同協会の嘉納秀一技術・技能委員長が「電気は身近なものから飛行機まで、動力、通信、制御と幅広く関わっている。将来、皆さんが使いこなしてもらえるものと期待している。きょうの作業では施工時に不確かなことは必ず確認し、体調に気遣いながら完成を目指してほしい」と呼び掛けた。
 今回取り組んだ課題は、照明の取り付け作業。生徒らは始めに全体で作業の流れについて説明を受けた後、指導員の丁寧な指導を受けながらボードに分電盤やスイッチ、LEDライトの設置作業を進めていった。25日には点灯試験と講評も行われた。
 今回の参加校は大阪市立の生野工業、泉尾工業、東淀工業、都島工業、都島第二工業と大阪府立の茨木工科、堺工科、西野田工科、布施工科、淀川工科の各高校。講習の成果を発揮する競技大会は10月17日に開催される。

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