【目指せ電気工事士】作業手順を大切に! 技能競技大会へ生野工高生をプロが指導 | 建設通信新聞Digital

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【目指せ電気工事士】作業手順を大切に! 技能競技大会へ生野工高生をプロが指導

 大阪電業協会(前田幸一会長)は7月26、27の両日、大阪市の市立生野工業高校で「第45回電気工事士技能競技大会」の高校生の部への出場者を対象とする実技指導講習会を開いた。今回は10校の3年生22人と2年生15人、1年生7人の合わせて44人が参加。同協会の指導員や教諭のアドバイスを受けながら、課題製作の手順などを学んだ。
 26日の開会式では、生野工業高校の板垣秀和校長が「電気工事のプロから直接指導してもらえる貴重な機会であり、分からないことは積極的に質問してもらいたい」とあいさつした。
 続いて、同協会の白石伯技術・技能委員長は「体調に気をつけ、安全第一で作業してほしい。正しく作業することと作業手順の大切さを学んでもらいたい」と呼び掛けた。
 今回取り組んだ課題は高齢者向け住宅。生徒らは指導員の丁寧な説明を受けながら墨出しやボックスの加工・取り付け、配管・配線などの各工程を進めていった。27日には点灯試験と講評も行われた。
 今回の参加校は大阪市立の生野工業、泉尾工業、東淀工業、都島工業、都島第二工業と大阪府立の布施工科、淀川工科、西野田工科、茨木工科、東住吉総合高校。講習の成果を発揮する競技大会は10月19日に開催される。

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