【石川県建設業協会】女性技術者のつどいに60人が出席 働きやすい建設業実現に向け話し合う | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【石川県建設業協会】女性技術者のつどいに60人が出席 働きやすい建設業実現に向け話し合う

 石川県建設業協会(小倉淳会長)は3日、金沢市の金沢ニューグランドホテルプレミアで女性技術者のつどいを開いた。2018年11月に続き3回目の今回は会員企業の女性技術者を始め約60人が参加。ケーキとお茶を楽しみながら和やかな雰囲気で、職場環境やスキルアップについて活発に意見を交わした。
 冒頭、山岸勇専務理事は「女性技術者の交流の場づくりと同時に、建設業の活性化につながればという思いで開催している」と趣旨を説明した。
 会合では長野県建設業協会女性部会の倉科里絵部会長が、部会で取り組んでいる基礎知識セミナーや職域拡大イベント、女子学生との意見交換会といった活動を紹介した。倉科部会長は「県内の女性をつなぐことで男性には言えない悩みや不安が相談できる。活動を長く続けることで“建設女子”が増えることに期待している」と述べた。
 その後、参加者は各テーブルに分かれ、職場環境や家庭と仕事の両立など女性にとってより働きやすい建設業の実現に向け、さまざまな意見や要望を出し合った。
 そのほか、感性リサーチの黒川伊保子社長が「女性脳は天才 働く女性が輝くために何をすべきか」と題して講演し、女性脳と男性脳の違いをユーモアを交えてわかりやすく解説した。
 同協会は、定期的に会合の開催を計画しているほか、産休・育休制度など復職への取り組みの制度化に向けて後押しをしていきたい考えだ。

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