【安藤ハザマ・技術発表会】イノベーションの重要性を強調 全国の支店などでリアルタイム聴講 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【安藤ハザマ・技術発表会】イノベーションの重要性を強調 全国の支店などでリアルタイム聴講

 安藤ハザマは、東京都港区のTKP赤坂駅カンファレンスセンターで「安藤ハザマ技術発表会2019」を開いた。会場と在京を除く全国の9支店や、技術研究所、一部作業所をウェブ会議システムで結び、約350人がリアルタイムに聴講した。
 福富正人社長は開会あいさつで「仕事の進め方を変革するための基盤整備として組織改編を行った。この組織改編は『新・中期経営計画』で掲げる『イノベーションによる成長の実現』を、より着実に推進するための施策でもある」とした上で、「建設事業の戦略的強化、収益基盤の多様化に向けて、新たな価値・発想を生む企業風土を醸成し、イノベーションによる成長を各部門で実現するマインドを社員一人ひとりに意識してもらいたい」と技術発表会の意義を述べた。
 この日は12テーマが発表され、活発な質疑応答が行われた。終了後には最優秀賞1人、優秀賞2人、審査員特別賞1人が選ばれ、表彰された。
 個別発表に続き、「安藤ハザマの建設現場におけるICT活用の現在と未来」をテーマにパネルディスカッションが行われ、聴講者の高い関心を集めた。
 技術開発委員長を務める池上徹建設本部長は「当面は、『ICTと結びつけた建設生産現場のイノベーション』が注力すべきポイントになるが、その先に見据えるイノベーションについても常に考え続ける必要がある。『この先に変革をもたらすものは何か』について、ぜひ考え続けてもらいたい」と締めくくった。

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