【三菱地所】東京・丸の内エリアで総合防災訓練 自立走行可能ロボットで被害状況を確認 | 建設通信新聞Digital

5月13日 月曜日

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【三菱地所】東京・丸の内エリアで総合防災訓練 自立走行可能ロボットで被害状況を確認

 三菱地所は8月30日、東京・丸の内エリアを中心に総合防災訓練を実施した。東日本大震災クラスの地震発生を想定し、災害時の初動対応や安否確認、外国人受け入れ対応と防災体験を行った。三菱地所グループ社員約1250人と関係先が参加した。
 訓練では、自立走行が可能で、通常時はオフィスビル内を警備するロボット「SQ-2」を活用し、通話・カメラ機能を通じて負傷者の搬送先や被害状況を防災センター内のSQ-2と共有して、複数の仮救護所を1地点から遠隔で見守る訓練を実施した。
 丸の内エリアに増加する訪日旅行客や外国人ワーカーの災害時の受け入れも想定し、英語使用のAED(自動体外式除細動器)訓練やVR(仮想現実)防災体験車を使用した訓練に外国人ワーカーが参加した。東京消防庁丸の内消防署、丸の内消防団と連携し、丸の内二重橋ビルではしご車を活用した救助訓練や負傷者搬送救護訓練、一斉放水を含む一連の消防演習をした。

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