【食のライブマーケット】ブランチ横浜南部市場 金沢シーサイドライン南部市場駅前に誕生 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【食のライブマーケット】ブランチ横浜南部市場 金沢シーサイドライン南部市場駅前に誕生

 大和リースが横浜市の金沢シーサイドライン南部市場駅前に整備を進めていた複合商業施設「ブランチ横浜南部市場」が20日にオープンした。設計・監理は昭和設計、施工はイチケンが担当した。エリア最大級となるスーパーマーケット「エイビイ」を中心に、隣接する「横浜南部市場 食の専門店街」との新たな“食のライブマーケット”が誕生した。

「発見」「体験」「発信」をテーマににぎわい創出

 オープニングセレモニーで、大和リースの森内潤一取締役常務執行役員流通建築リース事業部長は「本日、第1期オープンとして、市場からの出店3店舗を含む15店舗が開業を迎えた。順次、来年3月末までには全30店舗がオープンする。市場の特性を生かした地域と人と食とがつながる交流拠点にしたい」とあいさつした。
 来賓として、林文子横浜市長、横山正人横浜市会議長、協同組合横浜南部市場共栄会の柴岡義幸理事長、横浜南部市場管理協会の小野英樹代表理事、木村忠昭エイヴイ代表取締役らが出席し、林市長が「市民、市場関係者の皆さんと行政が一体となって、ここをさらに育てていくことが大切である」、横山議長が「施設全体がさわやかな開放感に包まれ、お客さまに楽しんでもらうための創意工夫が見受けられた。これから多くのお客さまでにぎわうことを確信した」などと祝辞を述べ、その後、テープカットを行った。

テープカットする森内取締役(左から4人目)、林市長(左から3人目)、横山議長(左から5人目)ら


 この複合商業施設は、横浜市が「横浜南部市場にぎわい創出事業」として公募型プロポーザルを実施し、優先事業者に選ばれた大和リースが市と定期借地契約を結んで整備した。
 規模はS造2階建て延べ2万0431㎡。飲食、物販、サービスなどのテナントで構成し、「発見」「体験」「発信」の3つをテーマに掲げ、地域や観光客などさまざまな人々に開かれた「食」のにぎわいを創出する。駐車場台数は775台、駐輪台数は372台。建設地は金沢区鳥浜町1-1。敷地面積は3万4719㎡。

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