【CSR・CSV活動】オリエンタルコンサルタンツ生産の「冬みず田んぼカモ米」 ことしも販売 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【CSR・CSV活動】オリエンタルコンサルタンツ生産の「冬みず田んぼカモ米」 ことしも販売

 オリエンタルコンサルタンツは、CSR(企業の社会的責任)・CSV(共有価値の創造)活動の一環として、神奈川県小田原市の環境保全と農業振興、地域活性化に貢献する「冬みず田んぼカモ米」を昨年に引き続き、ことしも契約農家と一緒につくり、16、17の両日に小田原城址公園で開かれた小田原市農業まつりで販売した。

農業体験イベント(田植え)

 このプロジェクトは、かつて箱根芦ノ湖や小田原の酒匂川で名物だったカモを呼び戻したいという思いととともに、稲刈り後に水を張る「冬みず田んぼ」がカモの餌場となることで雑草が生えにくい利点を生かした農薬を減らした安心安全な米づくりを広めたい、子どもたちが田んぼと触れ合う場をつくり生き物や食べ物の大切さを伝えたいという思いを込めて活動しているもので、新たな社会的価値を創造しながら、持続可能な環境社会の構築を目指している。
 ことしは、活動を通じた地域貢献として、地域の人々を招いて6月の田植えや9月の稲刈りなど農業体験イベントを行ったほか、これに合わせて子どもたちと田んぼの生き物観察会、さらに同社が指定管理している開成町の古民家「瀬戸屋敷」で、「かまどでお米を炊いて食べる」イベントなども開いている。
 約6万人が来場した小田原市農業まつりでは、官民共同による環境貢献ブランド研究ブース「おだわら森里川海」で「冬みず田んぼカモ米」が地域の環境に貢献する商品として販売され、好評のうちに完売した。

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