【もりの里親】蓼科で森林守る! 「長谷工の森林(もり)」プロジェクト始動 | 建設通信新聞Digital

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【もりの里親】蓼科で森林守る! 「長谷工の森林(もり)」プロジェクト始動

 長谷工グループは4月29日、長野県茅野市と「森林(もり)の里親契約」を締結し、創業80周年記念の「長谷工の森林(もり)」プロジェクトが始動した。CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、社会貢献・未来志向・地域との連携をテーマにグループ社員が年間を通じて森林の保全や整備活動を進める。同日には契約記念式典が開かれたほか、グループの社員とその家族ら約70人が第1回目の森林整備作業に取り組んだ=写真。
 森林の里親契約は長野県が推進する「森林(もり)の里親促進事業」により、社会貢献活動に意欲のある企業が里親として県内の地域と契約し、連携して森林づくりを進めるとともに交流を深める取り組みで、契約は県内で125件目となる。対象は同市七ヶ耕地財産区の森林13.0haで、契約期間は2017年2月11日から22年3月31日まで。

アダプトサインを除幕

 同市の南大塩公民館で開かれた契約記念式典で、岡田裕長谷工コーポレーション常務執行役員は「長谷工にとって縁の深い蓼科で里親契約を締結することはこの上ない喜び。きょうが蓼科との新たなつながりのスタートとなる。活動が地元に貢献することを願っている」とあいさつした。柳平千代一市長は「ともに森林整備に取り組めることは心強い。この活動で恵まれた豊かな自然をしっかりと後世に残していく」と述べた。小平吉保七ヶ耕地財産区長は「森林整備と地域交流が前進するように私たちも努力する」と力を込めた。立会人としてあいさつした山崎明長野県林務部長は「この契約がさまざまな取り組みに発展するように県としてもバックアップする」と呼び掛けた。
 続いて、整備対象となる長谷工の森林でアダプトサインが除幕され、記念植樹として関係者らでこぶしの木を植えた。その後、グループ会社の社員と家族らが雑木の伐採作業など森林整備に汗を流した。

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