【建築文化の向上へ】道と建築関連5団体が主催「赤レンガ建築賞」受賞作品を発表 北海道建設部 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【建築文化の向上へ】道と建築関連5団体が主催「赤レンガ建築賞」受賞作品を発表 北海道建設部

 北海道建設部は7日、2019年度北海道赤レンガ建築賞の受賞作品を発表した。建築賞に「当麻町役場」(建築主・当麻町)、奨励賞に「東川町複合交流施設せんとぴゅあ」(東川町)を選んだ。表彰式は20日に札幌市のポールスター札幌で開く。

当麻町役場の内観

 同賞は、建築文化の向上や地域に根ざしたまちづくりの推進を目的として、道と建築関連5団体が主催している。
 建築賞の当麻町役場は、18年11月30日に完成した。規模は木造2階建て延べ2669㎡で、盛永組、大野土建、石川建設が施工、山下設計、柴滝建築設計事務所、山脇克彦建築構造設計の3者が設計を担当した。町産材を100%使用したことや、仕切りがほとんどなく、町民が親しみやすい空間となっていることなどが評価された。
 奨励賞の東川町複合交流施設せんとぴゅあの規模は、せんとぴゅあIがRC一部S、木造2階建て延べ4220㎡、せんとぴゅあIIがRC一部S造平屋建て2458㎡。18年3月23日に完成した。ドーコンなど6者が設計、高組・小岩組など3JVの計7社が施工を手掛けた。旧東川小を再利用するだけでなく、図書館が入るせんとぴゅあIIを新設するなど、新たな価値を生み出したことが受賞のポイントとなった。

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