【ODA】バングラデシュ首都ダッカ近郊の橋梁事業が竣工 大林・清水・JFE・IHIJV | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【ODA】バングラデシュ首都ダッカ近郊の橋梁事業が竣工 大林・清水・JFE・IHIJV

 大林組・清水建設・JFEエンジニアリング・IHIインフラシステムJVがバングラデシュ・ダッカ近郊で建設を進めていた「カチプール・メグナ・グムティ第2橋建設工事および既存橋改修事業」が竣工した。
 ダッカ・チッタゴン間の国道1号線上に位置するカチプール橋(長さ397m)、メグナ橋(同930m)、グムティ橋(同1410m)の改修と、それぞれの既存橋に並行する第2橋(細幅箱桁橋)の建設などによって、既存橋梁の延命化と急増する交通需要への対応を図る、このプロジェクトは日本の円借款によるODA(政府開発援助)案件。
 既存3橋はバングラデシュの人口の3割、GDP(国内総生産)の5割を占める経済回廊に位置。急速な経済の発展に伴い交通量の増加が課題となっていたが、カチプール橋は既存橋の4車線に並行する第2橋の4車線を加えた8車線化を実現。メグナ橋とグムティ橋も既存橋の2車線に第2橋の4車線を加えて6車線化した。
 2016年1月に着工した後、治安の悪化により工事が約3カ月にわたって休止したが、JVの総力を挙げて工事の遅れを取り戻したという。
 請負金額は約900億円。設計はオリエンタルコンサルタンツグローバルほか7社が担当した。

テープカット


 
 
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