【アプリ×BIM情報】竹中工務店 AWSでロボットの自律走行などを実現するプラットフォームを開発 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【アプリ×BIM情報】竹中工務店 AWSでロボットの自律走行などを実現するプラットフォームを開発

 竹中工務店は、ロボットの自律走行や遠隔操作・監視を実現する基盤システム「建設ロボットプラットフォーム」を開発した。アマゾンウェブサービス(AWS)のロボット工学用アプリを使い、清掃用や運搬用のロボット運用に建物のBIMデータを活用する。

アプリケーション例

 鹿島と技術連携し取り組んでいる「場内搬送管理システム・建設ロボットプラットフォーム」開発の一環で、竹中工務店がブレインズテクノロジー(東京都港区)に委託し開発した。
 同プラットフォームは、これまで搬送ルートやカラーコーンなどで作業範囲の指定が必要だったロボットについてAWSを通じ建物のBIMデータと連携、ロボットの制御や空間情報認識にBIMデータを活用する。
 竹中工務店によると、 同アプリとBIM情報の連携は世界初の試み。ロボットの作業範囲を広げるだけでなく、 ロボットを保有するレンタル会社とともに稼働状況を管理することで、保守運用業務の効率化なども期待できるとしている。
 6月まで実証実験を進め、2020年内のシステム本格展開を目指す。
 
 
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