【東北工業大・卒業制作展】「tohtech建築学展A・」卒業設計審査会 「まちの編み方」が大賞に輝く | 建設通信新聞Digital

5月11日 土曜日

公式ブログ

【東北工業大・卒業制作展】「tohtech建築学展A・」卒業設計審査会 「まちの編み方」が大賞に輝く

 東北工業大工学部建築学科は2月28日、仙台市内のせんだいメディアテークで卒業制作展「tohtech建築学展A・」の一環として卒業設計審査会を開いた。担当教授らが審査会選出作品に選抜した卒業設計7点と修士設計4点計11点の中から、最優秀賞となる尚建会大賞に高橋響さん(建築学科4年生)の「まちの編み方」を選んだ。卒業制作展は4日まで開催されている。

大賞の「まちの編み方」模型

 審査会は、広く教育の取り組みをPRするとともに、学生に学外に対するプレゼンテーションを経験する機会を与えるため毎年実施。今回は新型コロナウイルスへの対応から非公開での開催となった。審査では、ゼネコンや設計事務所、芸術関係者で構成する審査員と教員らによる審査点を加算し、合計点上位者から各賞を決めた。
 大賞に選ばれた「まちの編み方」は、仙台市中心部に12層からなる人工地盤を整備し、複雑でありながらも行き止まりなく連結された路地や大小さまざまな建築物群で形成する立体都市の構築を提案。趣向の異なる建築や路上に現れる雑多な表出物を表面化させることで、個性ある都市の姿を創出するとした。
 
 
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら