【仙台市と高野建設】中学校でドローン体験授業を実施 公民連携事業で地元建設企業の魅力を発信 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【仙台市と高野建設】中学校でドローン体験授業を実施 公民連携事業で地元建設企業の魅力を発信

 仙台市と高野建設(同市、高野裕之社長)は、同市内の鶴が丘中学校でドローン体験授業を行った。市の公民連携事業ワンストップ窓口「クロス・センダイ・ラボ」のパートナーシップ推進事業の初弾として、同社からの提案を基に、建設業の担い手の確保・育成の一環として実施。同校の生徒約110人が最先端技術への見識を深めた。
 同市は、2019年11月に民間企業などからの事業提案を一括して受け付ける公民連携事業の窓口「クロス・センダイ・ラボ」を開設し、民間のアイデアや技術を活用して行政・地域課題の解決を図る「パートナーシップ推進事業」などを展開している。
 高野建設は、空撮などを手掛けてきた映像事業部を持つノウハウを生かして16年度に宮城県丸森町にドローンスクールを設置したほか、主体とする土木工事業の現場でも積極的にドローン活用に取り組んでいる。
 今回は、地元企業が最新技術を駆使している姿を将来の担い手となる生徒に知ってもらうことで、地元建設企業への関心につなげようと企画・提案した。
 授業では、同社の担当者が土木工事などの現場でドローンの活用法を紹介するとともに、デモ飛行などを行った後、生徒がトイドローンの操作を体験した。
 参加した生徒は「間近で見て、触ったりすることで、建設業界の仕事を知ることができた」「将来を考える上で参考になった」などと話していた。
 
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