【LIXIL住宅研究所】パッシブホームとライセンス契約 北海道江別市で地域再生・開発へ | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【LIXIL住宅研究所】パッシブホームとライセンス契約 北海道江別市で地域再生・開発へ

 LIXIL住宅研究所は、札幌市のパッシブホームとライセンス契約を締結し、江別市内で地域再生・地域開発プロジェクトをスタートさせた。

事業モデルイメージ

 パッシブホームは、江別市(牧場町)で「商業エリア」(約1万6000㎡)、「オフィスエリア(ヘルスケア&レジデンス含む)」(約1万4800㎡)、「住宅エリア」(約1万1500㎡)の3エリアからなる開発に着手しており、このうち住宅エリアの開発をLIXIL住宅研究所と協働で展開する。
 現地では、パッシブホームの北海道基準をクリアする省エネやネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)などの技術、LIXIL住宅研究所の知見、有識者・学識者を交えて開発する「北方型仕様パッシブ設計住宅」のモデルハウス2棟を年内に完成させ、このほか分譲用戸建て住宅4棟の着工を予定している。人工知能(AI)技術のほか、ウイルス除去ができる換気フィルターや空気中の水分を飲料水にする仕組み、太陽光発電システムなどを計画している。
 LIXIL住宅研究所は、北方型仕様のモデルハウスをはじめ、全国展開を見据えた住宅、持続可能な住宅開発を進め、今回のプロジェクトを道内の技術発信拠点として活用し、北海道基準をクリアする省エネやZEHといった技術を活用した北方型住宅の販売展開を進めていく考えだ。

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