【CF工法協会】CF工法が初導入の防潮堤建設現場を公開 コンクリの品質向上、工期短縮が可能 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【CF工法協会】CF工法が初導入の防潮堤建設現場を公開 コンクリの品質向上、工期短縮が可能

 石狩市に本社を置く清都組の清都一章氏が代表を務めるCF(コンポジットフォーム)工法協会は、岩手県陸前高田市の海岸部で建設が進む「脇乃沢漁港海岸災害復旧(防潮堤)工事」の延長約1.5㎞、高さ約16mにも及ぶ防潮堤建設現場で、大規模構造物にCF工法が初導入となる現場を見学した。

CF工法が採用されている防潮堤現場を視察

 見学後には、北海道大大学院の松本浩嗣准教授らが講演を行い、CF工法の可能性について知見を深めた。
 CF工法は、型枠側面からのコンクリート打設を可能とする特殊な3層パネル構造の型枠を用いる型枠工法。1回に打設できる高さは27mで、コンクリートの品質向上、工期短縮が可能となる。
 CF工法の普及を目指す清都組の「3層パネル」は、2019年度の第2回エコプロアワード(主催・産業環境管理協会)で国土交通大臣賞を受賞している。
 
 
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