【ヒルズ街育】外国人居住者も参加! 備蓄庫見学や「紙ぶるる」で都市防災など学ぶ | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【ヒルズ街育】外国人居住者も参加! 備蓄庫見学や「紙ぶるる」で都市防災など学ぶ

 森ビルは、東京都港区の六本木ヒルズで親子向け教育プログラム「ヒルズ街育プロジェクト」を開いた。参加対象は同社が運営する住宅MORI LIVINGの居住者で、都市づくりのノウハウや次世代の都市のあり方を学んだ。
 同社で初めてのインカムを利用した日英バイリンガルツアーで、4組9人が参加した。東京やニューヨークの1000分の1サイズの都市模型のほか、通常非公開の防災備蓄倉庫、防災センター、屋上庭園などを公開。また、専用キット「紙ぶるる」を使って建物の高さによる揺れの違いについても紹介した=写真。
 1年間日本に住んでいる外国人参加者は「自分の国では地震がほとんどなく、防災対策は見たことがない。住人だけでなく来街者にも対応した災害への備えに感激した」と語った。親子の参加者からは「自分の住んでいるまちだが、備蓄倉庫を目で見たり屋上庭園の緑化のコンセプトを学んだりしたのは初めて。地元としてさらに好きになった」との声が聞かれた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら