【建設産労懇話会】6月土曜閉所運動 各組織がポスター作成し週休2日への機運を醸成 | 建設通信新聞Digital

5月10日 金曜日

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【建設産労懇話会】6月土曜閉所運動 各組織がポスター作成し週休2日への機運を醸成

 建設産業労働組合懇話会(建設産労懇、会長・鈴木誠一日本建設産業職員労働組合協議会議長)が6月の土曜閉所運動に取り組む。『見直そう 仕事のやり方 週休2日でリフレッシュ』をスローガンに各組織がポスターの作成・配布や加盟組合への協力要請、閉所状況の調査などを実施。強化月間として、週休2日の実現へ、機運の醸成を図る。

日建協のポスター

 鈴木会長は「新型コロナウイルス感染症はいまだ収束のめどが立っていない」としながらも「土曜閉所運動の取り組みを後退させることがないように粘り強く進めていかなくてはならない」とのコメントを発表。感染拡大の防止に取り組みながら、これまでの取り組みを着実に前進させていく方針を示した。
 日本建設産業職員労働組合協議会は、4週8閉所ステップアップ運動における時短推進強化月間として「ともに一歩ずつ」をキーワードに着実に改善を目指す。全電工労連と基幹労連建設部会も統一土曜閉所運動として4週8閉所の推進に労使一体となって取り組む。
 情報通信設備建設労働組合連合会は6月13日を「一斉安全休工日」として閉所実施を呼び掛ける。道路建設産業労働組合協議会は4週6閉所を推進、長谷工グループ労働組合はすべての第2・第4土曜を含む年間104日の閉所を目指す。
 建設産労懇は、日本建設産業職員労働組合協議会、全電工労連、基幹労連建設部会、道路建設産業労働組合協議会、情報通信設備建設労働組合連合会、長谷工グループ労働組合の6組織で構成。加盟人数は約10万6500人。

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