【隈研吾】ポートランド日本庭園に「greenbiz Roof」採用! 環境・景観に配慮した外観と機能性 | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【隈研吾】ポートランド日本庭園に「greenbiz Roof」採用! 環境・景観に配慮した外観と機能性

 建築家の隈研吾氏は、米国オレゴン州の「ポートランド日本庭園」の拡張工事で監修した文化複合施設「Cultural Village(カルチュラルビレッジ)」の屋根に小松精練(石川県能美市)のセラミックス基盤材「greenbiz Roof(グリーンビズ・ルーフ)」を採用した=写真。
 同施設は1963年に設立したポートランド日本庭園を再整備する目的で「自然と建築の融合」をテーマに設計された。屋根にはグリーンビズ・ルーフを緑化材に活用し、優れた透水・保水性と雨水管理を日本的な茅葺き屋根をほうふつさせるデザインで実現した。隈氏は「グリーンビズ・ルーフの環境・景観に配慮した外観と機能性は、今回の日本庭園の拡張工事にふさわしいと考えた」と話す。
 グリーンビズ・ルーフは保水性・透水性に優れた超微多孔セラミックス基板で、1000㎡当たり12t以上の保水力を有する。ゲリラ豪雨の排水対策やヒートアイランド現象の緩和、屋上緑化による優れた断熱性能などを大きな特徴とする。

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