【機能・意匠充実】日立製作所・日立ビルシステム 新型エスカレーターに感染症対策を追加 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【機能・意匠充実】日立製作所・日立ビルシステム 新型エスカレーターに感染症対策を追加

 日立製作所と日立ビルシステムは、機能性・意匠性を高めた新型エスカレーター「TXシリーズ」の日本市場向けモデルの販売を開始した。あわせて、エスカレーター用感染症リスク軽減ソリューションを体系化し、新たにハンドレール除菌装置などをラインアップに追加して国内販売を開始した。

 「TXシリーズ」は、2017年から販売している中国・アジア・中東市場向けの「TXシリーズ」をベースとして、日本市場向けに仕様とデザインを最適化した製品だ。従来機種「VXシリーズ」の特長である安全・安心機能や省エネルギー機能を継承するとともに、安全利用を喚起するステップ(踏み段)の踏み面を縁取る黄色いデマケーションライン(枠線)に新デザイン「スミマル」を採用したほか、欄干のデザインを変更し、エスコートサインをハンドレールに記載可能とするなど、機能性・意匠性を充実させた。

 感染症リスク軽減ソリューションでは、エスカレーターの除菌・抗菌、利用時のソーシャルディスタンシングに役立つ既存のソリューション群を体系化し、運転中でも紫外線照射によって常時除菌ができるるハンドレール除菌装置やハンドレールクリーナーをラインアップに追加した。

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